カオナビHRテクノロジー総研調査レポートREPORT
マネジメントにおける「メンバーを理解する」ことの重要性について、前回の記事(上司は私のことを分かってない!? ~「上司と部下の関係性」に関する調査結果1~)では部下の立場の方々へのアンケート結果をまとめました。今回は上司の立場の方々へのアンケート結果を中心に分析しました。
マネジメントにおいて「メンバーを理解する」ことは非常に重要なことと考えられます。「理解する」ことで、相手に合わせた業務の割振りや言い回しの選択をすることができますし、「理解されている」と感じることは、社員のやる気にも良い影響を与えると予想されます。後者については、2000年以上前に書かれた史記において「士は己を知る者の為に死す」という言葉で表現されており、古来よりその重要性が知られています。
従業員の状態や満足度を測定するためのサーベイは以前からありますが、近年は、「少設問・高頻度」なパルスサーベイという形態のサーベイへの注目が国内外問わず高まりつつあります。多くの人事関連の潮流がそうであるようにパルスサーベイも欧米においていち早く取り組みが行われています。本記事では、海外における取組事例からパルスサーベイ実施のポイントを探りたいと思います。
株式会社サイバーエージェントは人事領域におけるデータ活用を見据え、国内ではいち早く2015年1月に「人材科学センター」を設立。社員の適材適所実現やコンディション可視化のためのツール「GEPPO」を開発したほか、いち早くカオナビを導入するなど、様々なツールを駆使しHRデータの活用に取り組んでいます。設立から4年が経過した今、人事領域へのデータ導入を進めることで得られた成果、導入のコツ、さらに現在の取り組みなどについて、カオナビHRテクノロジー総研が同センターの向坂 真弓氏にお伺いしました。
HR Technology Conference & Exposition 2018とは、10月にラスベガスで4日間に渡って開催されたHRテック関連で最大級のカンファレンスです。カオナビHRテクノロジー総研でも業界の最新動向を捉えるため、本イベントを視察してきましたので、今回は、イベントの生の体験談をお送りします。
カオナビHRテクノロジー総研は、「『顔と名前の一致』が社員のパフォーマンスに及ぼす影響」について慶應義塾大学大学院経営管理研究科 岩本研究室と共同研究を実施しました。本稿では本共同研究の結果について記載しております。
経産省のWebページにおいては、「健康経営」とは、「従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践すること」とされています。敢えて柔らかい書き方をすると「従業員の健康管理を義務だからなんとなくやる」のではなく「経営戦略の一環として真剣に取り組む」という話になります。
世界的に有名な調査会社である、Gartnerの調査によると、クラウド型HRサービスのリーダー企業として名前が挙げられているのは「Workday」「SAP」「Oracle」「Ultimate Software」といった企業です。また、レポートによっては「Cornerstone OnDemand」や「KRONOS」もリーダー企業として挙げられることがあります。今回は、海外(主に北米)におけるこれらのリーダー企業の動向や最新機能について一部をご紹介すると共に、日本における発展の方向性についても検討してみます。
前編では、高スキル人材の獲得競争におけるNetflixとAT&Tの具体的な施策を紹介しました。両社は、採用と教育という異なる戦略で必要なスキルの確保を図っています。後半では、後者の成果についてまとめると同時に、2つの事例を比較・考察していきます。
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